ICT活用

学級会の議題集め〜Jamboard編〜

新米先生

学級会の議題を集める方法は色々あるのですが、その議題について「学級会でとりあげるのかどうか」を話し合う時間がありません。

ぽん太先生

そうですね。議題の集め方は様々にありますが、「学級全員で話し合う必要があるのかどうか」は、子どもの意見を聞いてから決めたいところですよね。

新米先生

そうなのです!「係に任せる」「先生に相談する」「個々に呼びかける」「学級会で話し合う」など、計画委員会の子どもだけで決めてもいいのですが、他の子どもはどう思っているのだろう…と迷う時もあります。

ぽん太先生

1人1台端末をうまく活用すれば解決できる気がします。今日も一緒に考えていきましょう!

学級会の議題集め

この記事は以下のような人に向けて書いています。

□ 学級会の議題集めの方法を知りたい

□ 1人1台端末を積極的に使いたい

□ 学級活動を活性化させたい

私の学校では1人1台端末はChromebookを使用しています。

ですから、基本的にはChromebookを使う前提で記事を書いています。

今回はJamboardというGoogleアプリを使いますので、その手順を説明していきます。

また、学級会の議題集めについては以前書いた記事もあるので、興味がある方はそちらも参考にしてみてください。

学級活動⑴の議題ってどうやって集めるの? 議題の集め方 議題箱(議題ポスト)を設置する おそらくこの方法が一番一般的なのかな、と思います。 議題を募集するカ...

Jamファイルを作る

まずはJamboardを使って、議題案を書き込むJamファイルを作成します。

「学級会で議題にしたいこと」というタイトルをつけて、Jamファイルを作成します

最大で20枚までフレームを作ることができるので、最大20個まで議題候補を挙げることができる、ということです。

こうして作成したJamファイルの実際の使い方を説明します。

classroomへ投稿する

作成したJamファイルは、自分が担任する学級のclassroomへ投稿してください。

こんな感じでclassroomへ投稿します。

子どもに議題案を書き込んでもらう

次は、学級の子ども達へ「classroomに議題案を書き込むためのJamファイルを作ったから、何か話し合いたいことや困ったことがあったら、いつでも書き込んでね」と伝えます。

例えば、下に紹介するJamファイルでは「みんなで劇をしたい」という議題が書き込まれています。提案理由も、きちんと書き込まれていますね。

こんな感じで、議題に対しての意見が付箋紙で書き込まれます。

計画委員会の子どもだけでなく、学級全員で議題案を確認できるので、みんなの意見や思いを汲みとりながら議題化へと進むことができます。

また、子ども一人一人に「議題選定の目」が育ちます。

「これは議題としてとりあげて、学級全員で話し合う必要があるのか?」ということを考える機会が増えるからです。

Jamboardで議題集めをするメリット・デメリット

メリット

□ いつでもどこでも、子どもはパソコンひとつで議題案の提案ができる

□ 議題案についての思いや意見を誰でも書き込める

□ 全員で議題選定をした、という思いが強まる

□ 議題選定の目が育つ

□ データが残るので、いつでも見返すことができる

デメリット

□ 先生が定期的にファイルを確認しないと、提案された議題案に気が付かずに放置することがある

□ 付箋紙に書かれた言葉に傷つく子が出るおそれがある(書き言葉のみのコミュニケーションにおける危険性を指導しておく)

□ パソコン操作に慣れていない学級では、むしろ議題案が出にくくなることもある

Jamboardを活用した議題集めのデメリットに関しては、十分に理解した上で活用していく必要があります。

特に、付箋紙に書かれた言葉で傷つく子どもが出ることは、どうしても避けたいところです。

学級指導で「言葉遣いをいつも以上に柔らかくしてね」「書き言葉だけだと誤解される(する)こともあるから、よくわからない時は直接顔を見ながら話してみてね」ということを伝えておきます。

また、「困った時や気になる書き込みがあった時は、先生にすぐ教えてね」ということも確認しておきましょう。

終わりに

今回は、学級会の議題集めでJamboardを活用する例を紹介しました。

今後は「議題集めをJamboardのみで行う」ということではなく「議題集めの方法がさらに豊富になった」と、考えればいいのかなと思います

学級全員で確認したい議題案についてのみJamboardを活用するのもいいのではないでしょうか。

今後も、様々な活用法を紹介していきたいと思います。

今回紹介した方法が、少しでも授業づくりのお役に立てれば幸いです。