何かを勉強した後、どのようにして「アウトプット」していますか?
アウトプットをするのとしないのとでは、学習効率は天と地ほども違います。
むしろ、勉強したことはアウトプットしなければ、全く自己成長にはつながりません。
そこで、アウトプットに最適なツールを紹介します。
アウトプット最適ツール
アウトプット最適ツールとは…
ズバリ!X-Mindです。
以前にも別な記事で紹介しましたが、最近「このアプリはやはり素晴らしいな」と感じているので、再度紹介させていただきます。
まず、このアプリは無料で使えます。
有料版もあり、使える機能は制限されますが、はっきり言って無料版で十分です。
私はMacBook Proで使用していますが、ある知り合いはiPadで使用していました。
どちらでも問題なく使えます。
WindowsPCではどうなのかな…。
周りにWindowsPCを使っている友人があまりいないので、よくわからないのですが、おそらくどのPCでも問題なく使えるのではないかと思います。
ただ、知り合いが以前、WindowsPCにインストールしようとして、すごく時間がかかっているのを見かけました。
PCのスペックの問題なのか、謎です…。
情報不足で申し訳ありません。
それでは、活用例を紹介します。
X-Mindの使用例
読書のアウトプット
まずは何と言っても、これです。
先生は日々、多くの読書をされているかと思います。
もちろん、先生ではない方にも役に立つ情報だと思いますので、ぜひ最後まで読んでください。
これは最近記事を書いた、「13歳からのアート思考」を読んだ後に、X-Mindを使ってアウトプットをしたものです。
このように、X-Mindで作成した画面をスクリーンショットで保存し、iPhoneの「写真」に保存するか、iPadの「GoodNote」に保存することをオススメします。
iPhoneの「写真」に保存しておけば、いつでも読み返したり、確認したりすることができます。
iPadの「GoodNote」に保存しておけば、Apple pencilを使って、さらに書き込みをしていくこともできます。
ちなみに、「PDFで書き出す」と言う機能も使えますが、無料版の場合は背景に「X-Mind」のロゴが一緒に書き出されて、読みづらくなります。
教材研究
研究授業の時など、丁寧に授業づくりをしたい時に最適です。
これは学級活動⑶の「なりたい自分になるための目標を立てよう」という授業の教材研究です。
「導入場面」「課題を探る場面」「自分にあった目標を決めて・実行する場面」に分けて授業づくりをしていきました。
そして、授業を深めるために必要なことを、思いつくままに周囲に書き足していきました。
無料版でもこれだけのことができます。
全ての授業でこれをするのは大変だと思うので、実際にやったことは無いのですが、もしかしたらより効率的になるかもしれません。
いつか試してみようかな…。
自分自身の課題を探りたい時
私は今年度、自分自身の学級経営に悩んでいました。
そんな時、学級経営の課題を解決するための策を練る時にも、X-Mindを使いました。
様々な本から得た知識をまとめて、自分の学級経営に生かすことを考えました。
オレンジの枠に白地で書かれているものは、まとめたアイディアの概要です。
「すぐに実行できる」
「掲示物を作る」
「学級で話して共通理解する」
など、アイディアを分類していきました。
悩みをスッキリさせたい時
悩みを解消するためには、「その悩みを書き出し、これからどのように行動するかを書く」ことが有効だそうです。
この本に、そんな感じのことが書いてありました。
草薙龍瞬
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
KADOKAWA
自分でも試してみたのですが、あら不思議。
確かに、悩みは消えます。
悩みの原因と今後やるべきことが明確になるので、「悩む」という段階は終わり、「次の行動を始める」という段階に進める気がしました。
私は、勤務する学校の公開研究発表会をした後に、自分の発表の不甲斐なさに落ち込んだ経験があります。
随分とへこんだので、X-Mindを使って振り返りをしました。
基本的にあまり考えたく無かったので、5分ほどで簡単に、パッパッと作業をして終わりました(笑)。
X-Mindは本当にオススメ
思考ツールやマインドマップツールは、今ではかなり一般的なので、実際に使っている方も多いと思います。
ですが、先生の世界ではまだあまり一般化はされていないかなぁと感じたので、今回記事にしてみました。
X-Mindは今回紹介した使用例以外にも、きっと多くの可能性を秘めています。
私はこれからも、あらゆる場面でX-Mindを活用しようと考えています。
実際に手を動かして考えることは生産性を高め、作業の質を高めます。
自己成長にもつながります。
そんな時、X-Mindは最適なツールの1つだと感じました。