ICT活用

コロナ禍でも出来る!教育活動が活性化するツール

コロナ禍によって、以下のような悩みがありませんか?

新米先生

児童朝会とか、委員会の活動発表をする集会が、できなくなりました…。

新米先生

公開授業もできなくなりました…。

つまり、授業研究会ができなくなりました…。

ポン太先生

それ、コロナ禍でも実践可能ですよ。

新米先生

本当ですか?

どのように実践するのですか?

ポン太先生

有効なツールがあります。

コロナ禍の教育活動について、一緒に考えていきましょう。

新米先生

よろしくお願いします!

教育活動が活性化するツール

ロジクールの

Webカメラ兼スピーカーフォン

MeetUp(ミートアップ)です。

楽天市場より抜粋

価格は9万〜10万ほどで、少し高く感じるかもしれませんが、機能面を考えると、かなりコスパは良いと思います。

ロジクール公式サイト←はこちら

どのようなツールなのか?

Webカメラなので、パソコンにつなぎ、Web会議システムと連携させて使用します。

ほとんどの学校では「Microsoft teams」「Google meet」を活用して、会議を行っているのではないでしょうか。

私の学校では主に「Microsoft teams」を会議に使用しているので、そこでこのWebカメラを活用しています。

ツールの特徴

超広角レンズで、部屋の端まで映すことができる

このカメラは、実際に私が働いている学校にはあります。

教室に持って行って映してみたのですが、黒板の横から撮影して、

教室内の子どもの机を、全て収めることができていました。

小会議室用なので、広範囲の音声をひろうことができる

4〜5mくらいの距離であれば、かなり鮮明に音声をひろってくれます。

授業における子どもの発言やつぶやきも、割とはっきり聞こえます。

もっと広い範囲の音声を鮮明にひろいたい場合は、

専用の拡張マイクも販売しています。

2万円以上はしますが、教育の質を向上させることを考えれば、先行投資をしてもいいと思います。

5倍ズームが使える

5倍ズームはかなり使えます。

画質が荒くなることもありません。

しかも…

リモコンがついていて、遠隔操作ができるのです!

これはかなり使い勝手が良いですよ。

レンズが可動式

つまり、映したい場所に、レンズを動かすことができます。

これも、リモコンで遠隔操作です。

しかも、会議中など、話し手の方へ自動でレンズが動く設定もできます。

実用化の方法

ポン太先生

まずは、児童朝会で使えますよ!

委員会活動の発表をする朝会などは、10〜20名ほどの子どもが発表をしますよね。

その際、人数が多いため、通常のwebカメラでは

「全員の顔が見えない」

「音声がひろいづらい」

「広がって立つ(座る)ことができない」

といった問題が起こるのではないでしょうか?

MeetUpなら、広角レンズで、部屋の端から端まで映すことができます。

ですから、これまで通り、パワーポイントでスライド発表をしたり、発表をしている子どもの顔を全て映しながら発表したりすることが可能です。

むしろ、教室の中でじっくり見ることができて、これまでよりも発信力は高いかもしれません。

ポン太先生

公開授業、授業研究会もできますよ!

MeetUpがあれば、教室内の広い範囲を映すことができるので、遠隔で授業を参観することができます。

授業参観後は、ビデオ会議システムを使って、そのまま授業研究会を実施できます。

しかしこれは、校内研究限定かと思います。

安易に、外部への授業公開などで発信をしてしまうと、録画される恐れがあります。

現時点ではまだ、校内での運用のみにしておいた方が賢明かと思います。

おわりに

今回は、とりあえず以上です。

コロナとの戦いは今後も続きます。

苦しい状況ですが、この出来事により、学校が大きくアップデートされる可能性も広がりました。

先生は、新たな技術を身につけることができました。

それは、むしろプラスに働いたことだとも言えます。

時代の流れに合わせて必要なツールを揃えることは、学校の必須課題だと思います。

学校の予算は無いはずですが…

みんなで知恵を出し合って、

「子どもの活動を止めない」

「先生の資質向上を止めない」

そんな実践を続けていきたいですね。